The Bounty Hunter
ギャンブルで多額の借金を抱えた元刑事のマイロ(ジェラルド・バトラー)は逃走した保釈中の容疑者を探す、賞金稼ぎをしていた。離婚した妻で、雑誌記者のニコール(ジェニファー・アニストン)が起こした交通事故の訴訟から逃げたことから、彼女の行方を探すのだが、ニコールは不審な自殺事件を追っていた。
当初は憎しみ合っていた二人だが一緒に過ごすうちに・・・

お話としては面白いし、サスペンスの要素もある。
しかし、ジェニファーの容姿の衰えは著しい。ジェラルドの演技もいまいち乗りが悪いと感じたのは気のせい?

救いはケイシャが2曲サウンドトラックで使われたいたことか。

Iron Man 2

2010年7月4日 映画
Iron Man 2
自らアイアンマンであることを公表したトニー・スターク(ロバート・ダウニーJr)に対して米国政府はアイアンスーツを米国政府へ引き渡すよう命じる。
命を支えているリアクターからの毒によって生命を脅かせながらも、モナコグランプリにドライバーとしてレースに参加したトニーの前に電気ムチを操るウィッブラシュ(ミッキー・ローク)が現れた。
ライバルの武器産業ハマー社のCEOジャスティン・ハマー(サム・ロックウェル)の暗躍や謎の美女ブラック・ウィドー(スカーレット・ヨハンセン)の登場もあり、トニーはこの危機を乗り越えられるのか。

アメリカで見損なったので、国内でようやく鑑賞しました。
トニ・スタークの緩いキャラには心がなごみます。秘書のペッパー・ポッツ(グウィネス・パルトロー)との恋の進展もありました。
本作ではアイアンマン対アイアンマンの対戦もあります。
前作の出来の良さを指摘する人もいますが、2はウィッブラシュが操る大量のロボットとの戦いを楽しめばいいでしょう。ラスボスの倒し方のヒントも中盤で出てきますのでお見逃しなく。
エンドクレジットの最後にはアイアンマン3のヒントが・・・

パリより愛をこめて
パリのアメリカ大使館に勤務しているジェームズ・リース(ジョナサン・リース・マイヤーズ)は上司のベニントン大使にも言えない秘密の仕事をしていた。それはCIA捜査官の見習いをしていたのだ。
ある日特別任務のため米国からチャーリー・ワックス(ジョン・トラボルタ)が送り込まれてきて、チャーリーの任務のサポートをするよう指示される。美人の婚約者キャロリン(カシア・スムトゥニアク)から離れて、チャーリーが次々と犯罪者を撃ち殺していくのに同行することに疲れ切ったジェームズだが、敵組織のターゲットが国際サミットでの大量テロだっと知ったジェームズとチャリーはサミット会場に向かうのだった。

リュック・ベンソンが原案で、トランスポーターで撮影監督していたピエール・モレルが監督ですから、リュック・ベンソン風の作品に仕上がっています。

トラボルタの怪演ばかりが目立つので、ジョナサンファンの女性には向かない映画かも。単純にアクション楽しめばいいとは思います。

地球が静止する日
謎の球体が地球に衝突する寸前に静止した。球体の中からは宇宙からの使者クラトゥ(キアヌ・リーヴス)が現れる。クラトゥの謎を解き明かすべく政府や科学者はやっきになる中、今訪れんとする危機に気付いたのはヘレン(ジェニファー・コネリー)と息子(ジェイデン・スミス)だけだった。

57年前のリメイクですが、お金を掛けている割にはイマイチでした。隣で観ていた子は途中から寝ていました。映画好きの管理人は最後まで見ましたが、DVDでも観なくてもいいかも・・・
ゴッサム・シティーに、究極の悪が舞い降りた。ジョーカー(ヒース・レジャー)と名乗り、犯罪こそが最高のジョークだと不敵に笑うその男は、今日も銀行強盗の一味に紛れ込み、彼らを皆殺しにして、大金を奪った。
この街を守るのは、バットマン(クリスチャン・ベール)。彼はジム・ゴードン警部補(ゲイリー・オールドマン)と協力して、マフィアのマネー・ロンダリング銀行の摘発に成功する。
それでも、日に日に悪にまみれていく街に、一人の救世主が現れる。新任の地方検事ハービー・デント(アーロン・エッカート)だ。正義感に溢れるデントはバットマンを支持し、徹底的な犯罪撲滅を誓う。
資金を絶たれて悩むマフィアのボスたちの会合の席に、ジョーカーが現れる。「オレが、バットマンを殺す」。条件は、マフィアの全資産の半分。しかし、ジョーカーの真の目的は、金ではなかった。ムカつく正義とやらを叩き潰し、高潔な人間を堕落させ、世界が破滅していく様を特等席で楽しみたいのだ。
遂に始まった、ジョーカーが仕掛ける生き残りゲーム。開幕の合図は、警視総監の暗殺だ。正体を明かさなければ市民を殺すとバットマンを脅迫し、デントと検事補レイチェル(マギー・ギレンホール)を次のターゲットに選ぶジョーカー。しかし、それは彼が用意した悪のフルコースの、ほんの始まりに過ぎなかったのだ。

劇場公開直前に主演のクリスチャン・ベールが英国でDV事件を起こしたと聞き、劇場には足を向けなかった作品でした。
今年、アメリカではアイアンマンと同じくらいヒットして評価も高かったので、観たいなと思っていました。
ヒースレジャーの遺作でもありますが、主人公はジョーカーでした。クリスチャン・ベールもヒーローの苦悩を上手く演じていますが、ヒースのジョーカーは渾身の演技で、彼の前では全てが霞んでしまいます。

未見の方は是非どうぞ。

スピード・レーサー(エミール・ハーシュ)はカーレーサーになるために生まれてきた。両親(ジョン・グッドマン、スーザン・サランドン)、恋人のトリクシー(クリスティーナ・リッチ)、弟のスプライトル(ポーリー・リット)、そして謎の覆面レーサー・レーサーX(マシュー・フォックス)の協力のもと、スピードは家業のレーシング・ビジネスと愛するカーレースを守るために立ち上がる。

アメリカ公開時の評価が散々だったので、劇場では観ないことにした作品でした。しかし、ホントに酷い出来だった。マリオカートみたいで、リアル感は皆無でした。DVDでもお勧めしません。
Death Race
2020年のアメリカでは犯罪者の増加により、刑務所は囚人で溢れていた。そして、刑務所の管理は民間企業に委託されていた。
ニューヨークにあるターミナル島には刑務所内で囚人たちによる殺人レースが行われており、ネット視聴で莫大な利益をあげていた。
人気レーサーの仮面レーサーのフランケンシュタインことフランクは既に4勝をあげていたが、5勝目をかけたレースでライバルのマシンガン・ジョー(タイリース・ギブソン)のミサイルで炎上し死亡してしまった。刑務所長のヘネシー(ジョーン・アレン)はデスレースの再開を待ち望んでいたが、人気のフランクなしでのレース開催は難しかったのだ。
一方、大不況で工場を解雇されたジェンセン・エイムズ(ジェイソン・ステイサム)は妻と子供の待つ家に最後の給料の200ドルを持って戻ってきたのだが、何者かに襲われ、妻殺しの罪で、ターミナル島に捕らわれることになる。
ジェンセンが元カーレーサーと知ったヘネシーはフランクの身代わりを演じるよう迫った。5勝すれば、自由の身になることを約束したのだ。フランクの車整備のコーチ(イアン・マクシェーン)達の仲間になったジェンセンはレースへの参加を決意したのだが・・・

1975年のデスレース2000のリメイク作品だ。オリジナルではフランケンシュタインをデヴィット・キャラダインが演じ、ライバルのマシンガン・ジョーをシルベスター・スタローンが演じていた。
全体にモノトーンな映像での武器を搭載した車でのカーレースは迫力があり、ほとんどCGを使っていない。ただ、ストーリーは消化不良な面もあり、すっきりとした結末でないことが残念ですね。エンドロールのヘネシー所長の声はいらないかも。続編作れるようにちゃちなギミックですね。グロい場面も思ったほどはなかったです。オリジナルのデヴィット・キャラダインがフランケンシュタインの声を演じていたのは驚きましたが。
Tropic Thunder
落ち目のアクション俳優タグ・スピードマン(ベン・スティラー)は、戦争大作『トロピック・サンダー』での返り咲きを目指していた。下品な演技のコメディー役者のジェフ・ポートノイ(ジャック・ブラック)やオーストラリア人でオスカー俳優のラザラス(ロバート・ダウニー・Jr)とともに撮影に臨むが、クランクイン5日目に莫大な費用を掛けた爆破シーンでカメラを回しておらず、予算オーバーに陥ってしまう。あきらめ切れない英国人監督のデミアン・コックバーン(スティーブ・クーガン)は俳優達を東南アジアのジャングルに置き去りにして、リアルな映像を撮影しようとするのだが、自ら地雷を踏んで爆死してしまう。残された俳優達はジャングルに配置されたカメラの前で演技を続けるのだが・・・

戦争映画のパロディ盛り沢山、ハリウッド映画への風刺、グロいパロディありと映画好きにはたまらない作品です。
有名映画スターのカメオ出演でも話題になりました。
なかでもトムクル演じるリー・グロスマンは絶品です。エンドクレジットで観客がざわめいていました。個人的にはトムクルにこの役で一本映画を取って欲しいなぁと思ったくらいです。麻薬組織にさらわれたスピードマンの身代金要求の電話にトムクルのグロスマンの返しは爆笑モノでした。
オスカーを取れたトム・ハンクスと取れなかったショーン・ペンの演技の話など面白かったなぁ。
英国人、黒人、オーストラリア人への人種差別とも取れるシーンはありますが、すべてハリウッド映画への痛烈な皮肉とも取れます。
内容をあまり書くと劇場で見る楽しみが半減するので・・・

カメオ出演の豪華スターをいくつ見つけられるのでしょうか?
マーゴット・ウェディング
ニューヨークでショートストーリー作家をしているマーゴット(ニコール・キッドマン)は長年仲たがいしていた妹のポーリン(ジェニファー・ジェイソン・リー)が再婚すると聞き、実家での結婚式に参加するため、息子と列車に乗っていた。
ポーリンの再婚相手のマルコム(ジャック・ブラック)は定職にもつかず、何か君の悪い男だった。
マーゴット自身もダンナのジム(ジョン・タートゥーロ)とはうまく行っておらず、離婚を考えていたのだ。作家で古い知り合いのデイック(キアラ・ハインズ)と浮気してしまう。
マーゴットの帰省から、ポーリンの周りには次々と問題が起こるのだが・・・

一般受けはしない作品です。
宣伝にあったような『笑いと感動のハート・ウォーミング・コメディ』ではありません。地味なヒューマンドラマの範疇にある作品ですが、テーマは家族愛なんです。マーゴットやポーリンがやや鬱や神経症の演技のため、見る人を苛立たせるかもしれません。映画の中でも自閉症などの精神疾患の病名がぽんぽん出てきます。
出演陣が豪華でも、これほど地味な作品ができるのですね。

秋の深い夜に一人で見るのがいいかも・・・
大学生のグレース(ソフィア・ブッシュ)とジム(ザカリー・ナイトン)は、ニューメキシコのハヴァス湖へドライブへ出掛けた。その途中、土砂降りの雨の中、道の真中に立ち尽くすヒッチハイカーのジョン・ライダー(ショーン・ビーン)に遭遇する。車はスピンしながら、何とか止まるのだが、グレースは気味が悪いと走り去ってしまう。しかしその後、立ち寄ったガソリンスタンドで同じヒッチハイカーと再会し、今度は乗せるのだが、彼はサイコな殺人鬼だったのだ。

1985年のヒッチャーのリメイク作品です。
何気に怖い作品でした。
見知らぬ人を車に乗せてはいけません。
ジムは何度も殺されかけるが、モーテルでのシーンはマジでグロいです。

しかし、ホラー映画の悪人は何で不死身なのでしょうか?
P.S. I Love You
ホリー(ヒラリー・スワンク)はアイルランド旅行で知り合ったジェリー(ジェラルド・バトラー)と恋に落ち、周囲の反対を押し切り電撃結婚したのだった。そんな彼らにも9年の月日が流れ、ニューヨークでジェリーはリムジンの運転手を、ホリーは不動産販売の仕事をしていた。お金を貯めて家を買い、子供を持つことが夢だったホリーも現実には資金も貯まらず、ジェリーと激しい夫婦喧嘩を繰り返していた。しかし、心の奥では今でも陽気なジェリーを深く愛していたのだ。
しかし、ジェリーは脳腫瘍のため、35歳の若さでこの世を突然去ってしまう。
途方にくれたホリーは家に引きこもり、クラッシクムビーを見て過ごしていた。
30歳の誕生日に母親と友人が家にやってきた時、死んだはずのジェリーからボイスレコーダーとケーキが届く。しかもこれから毎月1日にジェリーから手紙が届き、指示を出すという。
戸惑いながらもジェリーの手紙を待つホリーだったが・・・

もっと泣ける映画を想像していたが、ホロリと来たのは1回だけでした。管理人的には良質のラブコメの範疇かな。
しかし、映画館は満席で、女性の二人連れの観客が多かったです。原作はアイルランドのセシリア・アハーンのベストセラー小説なので、原作を読んで見に来た女性ファンが多かったのか、涙をすすり上げる声があちこちから聞こえてきました。
きっとこの映画は愛するものを失った人に対する心のリハビリ映画なのではないでしょうか。

後、ニューヨーカーの女性はセクシーなアイリッシュが好きなのかと妙な先入観を持ってしまいました。
フレンズのフィビー役でブレイクしたリサ・クドローも出演しており、海外ドラマファンには懐かしいかもしれないです。
ヒラリーは何着服を着替えたのか思い出せないが、彼女のファッションも見所の一つですね。
ヒラリーにこんなかわいい女が演じられるとは意外でした。
彼女はスタイルがいいね。足もすらっとしているし。


年老いたカースタントマンのマイク(カート・ラッセル)は耐死仕様の愛車デス・プルーフに乗り、若い女性を車に乗せては殺していた殺人鬼だった。地元のラジオ局の人気DJジャングル・ジュリア(シドニー・タミーア・ポワチエ)に目をつけたマイクはデス・プーフを正面から衝突させ、一瞬にして彼女達の命を奪った。自らは正面衝突したにもかかわらず、デス・プルーフ仕様のため、軽い怪我で済んだのだ。保安官はマイクが殺人鬼かもしれないと感じるが、自動車事故のため逮捕することはできなかった。
オーストラリアのスタントウーマンのゾーイ(ゾーイ・ベル)はバニシングポイントで使われた名車ダッジのチャレンジャーに乗るため、アメリカにやってきた。友達3人とチャレンジャーが売り出されている田舎町にやって来た。
チャレンジャーを試乗させてもらい、車のボンネットにベルト2本でつかまりながら、カースタントを楽しんでいた彼女たちにマイクのデス・プルーフが迫った。死にそうになりながら、銃で撃退したのだが、今度はリベンジのためマイクの車を追走するのだが・・・

先に紹介したプラネット・テラーと2本立てでアメリカでは上映されたそうです。こちらもグラインドハウスを意識したB級テイスト満載で、ゾーイはキルビルでユマ・サーマンのスタントを演じた現役のスタントウーマンです。
ジャングル・ジュリアを演じたのはあの名優シドニー・ポワチエのお孫さんだそうです。
最後にスカッとしますよ。(笑)
マルドゥーン(ブルース・ウィリス)は軍隊の指揮官だったが、彼の部隊は作戦で使用した細菌兵器に感染してしまった。この細菌兵器ガスを浴びると人はゾンビ化してしまうのだった。ガスを吸いつづけることでゾンビ化を遅らすことができたので、テキサス州オースティンに細菌兵器ガスを手に入れるためやってきたのだが、誤ってガスが拡散したことから、街の住民はほとんどゾンビになってしまう。
ストリッパーのチェリー(ローズ・マツゴーワン)もゾンビに片足を食いちぎられてしまうのだった。恋人のレイ(フレディ・ロドリゲス)は彼女の義足としてM16マシンガンを着けるのだった。
残された住民と共にゾンビやマルドゥーンの軍隊との戦いが始まった。

インディ映画上映専門館であるアメリカのグラインドハウスにオマージュを捧げたアクション・ホラー映画です。同じフイルムを何度も使い回しするため、雨が降ったような荒れた画像も忠実に再現しているので、少々見づらいです。
わざわざ、B級に作っているので、内容は馬鹿馬鹿しいと言ってしまえば見もふたもないが、『スパイキッズ』や『シン・シティ』のロドリゲス監督作品なので、それなりに楽しめる。
自分の彼女のローズ・マツゴーワンを主演にするのは遊び過ぎかもね。当然ながら、クエンティン・タランティーノもカメオ出演。カメオというにはサイコな兵士役での出演だけど・・・


ケール(シャイア・ラブーフ )は父親とフライフィッシングの帰りに不幸な自動車事故により、父親を失い、無気力な学生生活を送っていた。
そんなある日やる気なさげに出席していたスペイン語の授業で、教師が父親のことを言及したことから、そのスペイン語教師を殴ってしまう。
前歴のあったケールは90日の自宅謹慎と自宅の敷地から出ると警察に通報される装置を足に着けられてしまう。
退屈な毎日を送っていたケールはX-Boxも母親のジュリー(キャリーアン・モス )に止められてすることがなかった。
隣に越してきたアシュリー(サラ・ローマー)に興味を持ったケールは覗き見を唯一の楽しみとして日々を過ごしていた。
その頃連続女性殺人犯のニュースをテレビで見たケールは隣人のターナー(デヴィッド・モース )が犯人ではないかと疑い、双眼鏡で彼の生活を監視するのだが・・・

映画主演しまくりのシャイアの2007年の作品です。ヒッチコックの名作『裏窓』を連想させますが、現代映画のためハイテク機器を駆使するところは違いますし、アシュリーとの恋バナも散りばめています。
シャイアのキャラからしたら、トランスフォーマーやこの手の作品が一番似合っているのかもしれない。インディはちょっと似合わなかった。
コンスタンティンのチャズ役の頃はまだ可愛かったのだが・・・

しかし、マトリックスのキャリーアン・モスは懐かしかったです。
私がクマにキレた理由
大学卒業を前に就活に励むアニー(スカーレット・ヨハンソン)だが、希望するニューヨクでのワーキングガールへの道は遠かった。
セントラルパークでぼんやりしていたアニーは偶然ミセスX(ローラ・リニー)に出会い、彼女の息子のナニー(子守り)を引き受けることになる。
憧れのニューヨークアッパーイーストでのセレブな生活はアニーの想像したようなものではなかったのだ。

たぶん、去年アメリカで見たと思います。とにかくスカーレットがめちゃめちゃ可愛かった記憶があります。原題はナニーズ・ダイアリーと子守りの日記なのですが、なぜか配給会社はこんな変な邦題をつけてしまいました。物語の後半でミセスXがクマのぬいぐるみに隠しカメラを仕掛けていることに気付いたアニーがぶち切れるシーンからつけたのでしょうが。(笑)
劇中でアニーがゴールドマン・サックスの入社試験を受けるシーンがありますが、昨今のアメリカ金融危機で、金融業会を志望する学生が激減している今年に公開したのはタイミングが悪く、リアリティがないですね。

スカーレットファンは映画館に足を運んでくださいね。
19世紀のアメリカ史上、悪名高きアウトロー、ジェシー・ジェームズの晩年と彼を暗殺した部下のロバート・フォードを描いた作品です。ジェシーはブラピが、ロバートをケイシー・アフレックが演じている。
ジェシー・ジェームズ映画としてはウォルター・ヒル監督の「ロング・ライダーズ」が有名だが、あちらはジェシーの破天荒な生き様にフォーカスしているが、この作品はジェシーの影の部分を描こうとしている。アメリカ人にはむしろ尊敬されているジェシーより、卑怯な男として記憶されたロバートにフォーカスしている。
ただ、この作品も2時間40分の長編で、ダラダラした展開に嫌気をさす人は多いでしょうね。管理人もこの映画はラスト30分だけが見ごたえがありました。
1961年、キューバのカストロ政権転覆を目論んだピッグス湾侵攻作戦がCIA内部の情報漏れで失敗し、指揮をとったベテラン諜報員エドワード・ウィルソン(マット・デイモン)は窮地に立たされる。 第二次世界大戦前夜、イェール大学在学中に秘密結社スカル&ボーンズに勧誘されされたのを機に、この道に足を踏み入れて以来、戦中、戦後と優秀な諜報員として暗躍してきたが、その陰で妻クローバー(アンジェリーナ・ジョリー)と息子は孤独な生活を強いられていた…。 作戦失敗の数日後、作戦を指揮したエドワードの元にCIA内通者と敵側スパイと思われる男女が映ったテープが届き、部下にその解析を命じたのだが・・・

寡黙なマット、絶える女アンジーに違和感を感じる人は多いかもしれない。
1961年と第二次世界大戦が劇中で前後するので、難解な場面も多いので、ストーリーについていけない女性は途中で見るのをやめてしまうかもしれない。
デニーロ監督作品なので、デニーロ自身もCIAを創設した影の大物将軍サリバンとして出演しているが、登場シーンはごくわずかだ。他にもFBIの帽子の男サムをアレックス・ボールドウィンが、初代CIA長官となるフィリップ・アレンをウィリアム・ハートが演じるなど豪華キャストなのだが、なにせ2時間47分の長編で、単調な展開に評価は良くないのだが、管理人はたまにはこんなシリアスな映画を見るのは嫌いじゃないです。

狩猟民族の村で暮らすデレーの父親は狩人のリーダーであったが、新たな土地を探して失踪した。残されたデレーは村人から裏切り者の息子と阻害されていたのだ。
ある日青い目の少女エバレットが村にやって来て、彼女は村の運命のカギを握る少女との予言が出される。いつか村の狩人と結婚し、村を救うと信じられていた。
ある日騎馬戦士が村を襲い、村人を攫っていくのだった。エバレットもその一人だった。
彼女と恋人同士だったデレーはエバレットを救出するため長い旅に出かけたのだが・・・

想像していたのとはかなり違う作品でした。
マンモスもサーベルタイガーも出てくることは出てきますが。
人種差別、民族間の争いは紀元前1万年前からありましたというお話でしょうか。

しかし、神と言われた民族が東洋系で、奴隷にされるのが黒人系やアングロサクソンという設定はいささか陳腐ではないでしょうか。しかも、東洋系の神の民族はアングロサクソンに滅ぼされるというオチはあまりにアメリカのご都合主義かと。
エドワード(ジャック・ニコルソン)は病院経営で財をなした大富豪。カーター(モーガン・フリーマン)は大学生の時に彼女が妊娠したことから、子供のために大学を中退し、自動車修理工として地道な人生を送ってきた。
そんな二人がエドワードの経営する病室で偶然出会うことから、物語は進行する。
二人の病名は共に末期がんで、余命半年と宣告されてしまうのだ。
残りの半年をどのように過ごすべきか迷う二人だったが、カーターが学生時代に教授から聞いた棺おけリストを作成したのを知ったエドワードは二人でそのリストに追加し、最後の人生を楽しもうと提案する。
スカイダイビング、憧れの車の運転、アフリカ旅行などを通じて、次第に親密になっていく二人だったが・・・

いい話だと思いますが、まずエドワードが個人資産1000億円以上の大金持ちでないとこの話は成立しない。カーターは物凄く博識なので、自動車修理工から転職できたのではないかとの疑問も残る。カーターの子供も公認会計士になっているので、よほど裕福でないと教育にお金を掛けられなかったのではとの疑問もある。カーターが頭がいいので、子供も優秀で、奨学金を受けていたとしても。
なお、原題はBucket Listでこの場合バケツリストではなく、棺おけリスト、つまり自分が死ぬまでに成し遂げたいことをリストに書いて、それを成し遂げなさいと若い時に教授から聞いたことから付けられている。

細部で矛盾はあるけど、現実離れした話に人は惹かれるのかも知れない。

昔、自分が余命半年と知ったらと聞かれた時、当時全国にあったパチンコ店17000軒を全て回ると言ったことを思い出しました。(笑)

Iron Man

2008年9月28日 映画 コメント (4)
Iron Man
軍需産業スターク社のCEOであるトニー・スターク(ロバート・ダウニー・Jr)は大金持ちで女好きだが、天才的な発明家で、次々と新型兵器の開発に成功していた。自家用ジェットでアフガニスタンでの新型ミサイルの発表会を行った時に、テロリストに襲われ、捕らえられたトニーは新型ミサイル、ジェリコを製造するように言われる。しかも、襲われた時に爆弾の破片が胸に残っていて、磁力でその破片が心臓に向かわないようにしていた。
新型ミサイルを作る振りをしながら、戦闘用パワースーツを作り上げ、テロリストを皆殺しにし、何とか脱出に成功した。
トニーは自社の兵器がテロリストに横流しされていた事実を知り、テロリストの保有する自社の兵器を破壊するため、新型のパーワースーツの開発に着手し、自らのスターク社は兵器製造から撤退する記者会見をするのだった。
テロリストグループに単身立ち向かうトニーは社内に裏切り者がいることを突き止めようとするのだが・・・

アイアンマンは予想以上によかったです。
ハンコックもそうだが、人間味のあるヒローは親近感が持てる。ロボコップは真面目すぎたが、アイアンマンはどちらかというとだらしなさもあるヒローだ。
米国での大ヒットで、既に次回作の製作も決定済みで、公開は2010年8月を予定している。秘書役のパルトローとの仲が進展するのかも楽しみの一つですね。

しかし、エンディングでエンドロールの最後に続きがありますと字幕が流れるのは珍しい。
ラストにサミュエル・L・ジャクソンが出ていたので、彼も出演するのでしょうね。ローディ中佐役のテレンス・ハワードの出演も決まっているようだ。
ロバートは薬物中毒でしばらく映画から遠ざかっていたが、これで完全復活ですね。アイアンマンの大ヒットのせいか、彼の出演するコメディ映画トロピック・サンダーも日本では11月に公開されるようだ。

アイアンマンは是非とも劇場で観賞して欲しいと思います。

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