ドラゴン・キングダム

ボストンに住むカンフーオタクのジェイソン（マイケル・アンガラーノ）はオールド・ホップ（ジャッキー・チェン）が経営するチャイナタウンの古道具屋で、古いカンフー映画のDVDを探すのが趣味だった。
ストリートギャングに絡まれたジェイソンは断りきれずに、古道具屋の襲撃の手引きをさせられてしまう。ギャングの銃弾に倒れたオールド・ホップは金の如意棒をジェイソンに託すのだ。この如意棒こそ邪悪な帝国の支配者ジェイド将軍（コリン・チョウ）にだまされて石像にされた孫悟空（ジェット・リー）の呪いを解くことができるだという。
ギャングに追い詰められながら、逃げるジェイソンはビルの屋上から落ちたはずだったが、気がつくと、そこはジェイド将軍の支配する地の村だった。

ジェイド将軍の部下に捕まりそうになったジェイソンを酔拳の使い手ルー・ヤン（ジャッキー・チェン）が救い、ジェイド将軍に両親を殺され、復讐に燃えるゴールデン・スパロウ（リュウ・イーフェイ）や、カンフーの達人サイレント・モンクらとジェイド将軍の城を目指すのだが、そこははるか遠い場所にあった。
ジェイソンたちの行く手にはジェイド将軍の部下の白髪魔女（リー・ビンビン）の部隊が待ち受けていたのだった。

オールドカンフーファンには見所満点のカンフー映画ですね。
酔拳はもとより、蛇拳、鶴拳、蟷螂拳、虎拳など懐かしいカンフーが随所に披露されています。
もちろん、お約束のジャッキーとジェットも格闘シーンもあり、なかなか見ごたえがありますよ。映画の内容より、アクションを楽しむカンフー映画ですね。

ヒロイン役のゴールデン・スパロウより、悪役の白髪魔女のほうが美人なのはどうなんでしょうね。

予告でドラゴンボールを2009年に公開するようですが、孫悟空はジャスティン・チャトウィン、ピッコロはジェームズ・マースターズだそうです。