Lucky You

Huck Cheever（Eric Bana）はラスベガスでポーカープレーヤーをしていたが、そこそこの腕はあるがここ一番ではいつも負けていた。母を捨てた父親のLC Cheever（Robert Duvall）をライバル視していたが、何度挑んでも勝つことは出来なかった。LCは過去に二度もポーカーのワールドシリーズで優勝した伝説のポーカープレーヤーだったのだ。
屈折した日々を送るHuckはプロシンガーを目指してベーカーフィールドから出てきたBillie Offer（Drew Barrymore）に出会う。彼女の姉がラスベガスで働いていたからだ。
HuckはBillieの健気さに好意を寄せながらも、彼女のサイフから金を盗み、ポーカーに出かけてしまう。ギャングから借りた金を返せないどん底のHuckはポーカーワールドシリーズに参戦し、強豪プレーヤーと最後の戦いに挑み、決勝戦では父親と対決するのだが、そこにはBillieの姿が・・・

こちらは全米で5月4日から公開されました。こちらの作品は父と息子の親子関係を描いた側面があります。いつまでも成長できない息子にポーカーを手ほどきするシーンもあり、親はいくつになっても子供を心配するあたりは全世界共通ですね。
しかし、健気な女を演じさせたら、今やドリューはピカイチですね。この作品の全米での評価はイマイチのようですが、ポーカーではやはり派手なシーンが少ないからかもね。実際のワールドシリーズも地味な戦い、心理戦がメインだろうから。見せ場でストレートフラッシュが出来るところはありますが。
最後にもうひとつ見せ場はあるけど、内緒にしておきます。

この映画を見たら、ラスベガスに行きたくなりました。