シリアナ

2006年7月27日 映画
中東で活動するCIA工作員ボブ・バーンズ(ジョージ・クルーニー)は、息子の大学進学を機に、20数年間のキャリアに終止符を打って現場から引退し、デスクワークに専念したいと申し出る。しかし、そんな矢先アラブ某国の王位第一継承者ナシール王子の誘拐・暗殺の任務を言い渡される。

一方、政界に多大な影響力をもつ権力者をトップに擁する一流法律事務所の弁護士ベネット・ホリデイ(ジェフリー・ライト)は、アメリカの巨大石油会社2社の合併のための調査中に、汚職を発見。しかし彼は、合併成功のため、司法省との裏取引を画策する。
また、ジュネーブのエネルギー商社に勤める新進気鋭のアナリスト、ブライアン・ウッドマン(マット・デイモン)は、ある事件をきっかけに外務大臣で反米派の王子ナシールの相談役となる。
パキスタン人ワシーム(マズハール・ムニール)は、母国のもとを離れて中東湾岸のナシールの国の油田で働いていたが、解雇を言い渡され、未来に絶望していった彼は、次第にイスラム原理主義に傾倒し、自爆テロリストへの道を歩むことになる。

一見バラバラに見える登場人物たちのストーリーが、複雑に交錯していき、アメリカの衝撃的な陰謀が明らかにされる。

娯楽映画ではありません。かなりシリアスな社会派サスペンスです。トラフィックの製作メンバーが作っているので、当然トラフィックテイストな出来となっている。トラフィックがつまらないと感じた人にはお勧めできない。
オスカーを受賞したジョージの演技は確かにキラリと光っていました。
しかし、アメリカってこんな酷いことするの?

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