エンパイア・オブ・ザ・ウルフ
2006年7月26日 映画
パリで高級官僚の妻として暮らしていたアンナ(アーリー・ジョヴァー)はある日夫の顔が認識できない状態になった。軍の秘密研究所で治療を受けることになったが、言いようのない不安から別の精神科医を受診し、自分が整形されていることに気づく。
同じ頃、似たような顔立ちのトルコ人女性が3人続けて惨殺される事件が起こった。犯人は女性の顔を死後切り刻んでいた。事件は迷宮入りになりかけていたが、若い刑事のポール(ジョスラン・キヴラン)はトルコ人社会に詳しいが黒い噂が絶えない潜入捜査官シフェール(ジャン・レノ)のもとを訪ね捜査協力を依頼する。
トルコ人社会で捜査を重ねた末、事件の背後に灰色の狼と呼ばれる暗黒組織の存在が浮かび上がる。アンナの自分探しの結果、二つの糸は縺れながら、重なっていくのだった。
原作はクレムゾンリバーのジャン=クリストフ・グランジェのベストセラー小説『狼の帝国』なので、ストーリー自体はしっかりしている。
導入部分が少しわかりにくいかも知れないが、見ていくうちに事件の背景が明らかになり、引き込まれていきます。誰が悪人で、誰が裏切るのかが見どころかな。トルコ人社会というあまり馴染みのない題材も新鮮でした。いつもいい刑事を演じるジャン・レノがちょい悪オヤジを好演している。どんでん返しも何度か盛り込まれており、最後まで楽しめる作品となっている。
同じ頃、似たような顔立ちのトルコ人女性が3人続けて惨殺される事件が起こった。犯人は女性の顔を死後切り刻んでいた。事件は迷宮入りになりかけていたが、若い刑事のポール(ジョスラン・キヴラン)はトルコ人社会に詳しいが黒い噂が絶えない潜入捜査官シフェール(ジャン・レノ)のもとを訪ね捜査協力を依頼する。
トルコ人社会で捜査を重ねた末、事件の背後に灰色の狼と呼ばれる暗黒組織の存在が浮かび上がる。アンナの自分探しの結果、二つの糸は縺れながら、重なっていくのだった。
原作はクレムゾンリバーのジャン=クリストフ・グランジェのベストセラー小説『狼の帝国』なので、ストーリー自体はしっかりしている。
導入部分が少しわかりにくいかも知れないが、見ていくうちに事件の背景が明らかになり、引き込まれていきます。誰が悪人で、誰が裏切るのかが見どころかな。トルコ人社会というあまり馴染みのない題材も新鮮でした。いつもいい刑事を演じるジャン・レノがちょい悪オヤジを好演している。どんでん返しも何度か盛り込まれており、最後まで楽しめる作品となっている。
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