蛇にピアス

2004年3月10日 趣味
昨日に引き続き感想など。

蹴りたい背中とは対照的に無軌道な世代を描いた作品となっている。
主人公のルイは19歳で家を出て男のところに転がり込んでいる。彼は18歳のアマといい、ピアスを体中に入れて、龍のタトゥも彫っている。アマの舌はスプリットタンといい、舌先が二つに裂けていて、ルイはそれに異常な関心を示すようになる。
ルイは金に困るとパニオンのバイトをするが、アマのところに来てからはあまりバイトもせずに飲んだくれる日々を過ごしていた。
ある日ヤクザとの喧嘩でアマがそのヤクザを殴り殺し、刺青師のシバが登場し、物語は意外な方向に展開していく。
セックス、暴力、パンク、SMといった情景は年配の層には受け入れがたいかも知れない。

おそらく著者の実体験に基づいた話から構成されているのだろうが、プロットの作り方は好感が持てた。読み手を惹き付けるだけのことはあるが、違うプロットでも同じような力を発揮できるのか興味深い。

金原の実話で家出していた時にギャンブル好きのパチ屋の店員の彼氏と付き合っていた頃、スロばかり打っていたそうだ。勝てば1日200k、負ければ文無しで食事もできないという生活だったそうだ。
よく打っていたスロはサンダーVやバニーガールだとか。
スロはよく知らないけど等価のサンダーで万枚はOKなんでしょうか?

ではでは

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