パチンコはギャンブルか？

異論のあるところだが、一般的な見解としてはギャンブルの範疇に分類される。
ずっと昔のように手打ちの普通機しかなく、換金制度もない時代なら大衆の娯楽というキャッチも当てはまるが、90年代初めの連チャン機以降は大量出玉、換金が当たり前になり、CR全盛の現在ではギャンブルと呼ぶしかない。

以前見たドキュメンタリーで、パチンカーの脳内の神経伝達物質の放出を科学的に測定していたのを見たことがある。いわゆるヘビーユーザーはホールに入っただけでドパミン(興奮物質)が放出され、大当たりした瞬間にその濃度は最大になるというものであった。いわゆる大当たりを引けてうれしい(射幸心)状態だ。ドパミンの放出がまったくないとパーキンソン病という難病になるので、生命維持に必要な物質ではあるが、一時的な大量放出も人の精神に影響がない訳がない。

ホームランを打つときなどはツキに押された状態であるので、やはりギャンブル（ツキに左右される）な側面はある。

年間を通して負けないパチンカーになるにはツキパチだけで難しい。単年ではそのようなこともあるけど、何年も負けないパチを打つのは立ち回りと技術面も重要である。

それでもパチンコはギャンブルなんだな。もしかしたら、パチの勝ち組みとはただ単についてる人たちだったりして。(笑)