こんな特集を昨日のCX系スーパーニュースでやっていました。オンエアは午後6時過ぎでいたのでリアルタイムには見れないので録画してみました。
ご覧になっていない方のために軽くダイジェストで。

47歳元主婦:5年前にパチンコの借金が原因で離婚。現在の借金600万円。これまで2度自己破産している。母親の亡くなった日にも抜け出してパチ。

28歳無職:親に連れられてパチにはまった。結婚を約束した彼氏と同棲中。彼の親からもらった結婚資金200万のうち60万ほどパチですってしまう。結婚までの半年でその負けをパチで取り返そうとしている。

27歳主婦:カードのキャッシング機能を利用してパチっている。カード会社に借金150万円。リボ払いしても融資可能分をすぐにまた借金。元金は減らない状況。とにかくパチ屋にいたい。

28歳主婦:40万で攻略法を購入。その攻略法を試すうちに現在借金150万円

<パチンコ依存症かのチェック>
1つでも当てはまれば危ないとか。

●パチのためにうそをつく
●パチのために借金する
●パチで人間関係を壊したり、仕事・学業をさぼったことがある
●パチのために家族や友人を不幸にしたことがある

<なぜ依存症が起きるのかの科学的説明>

週に10時間以上パチを打つヘビーユーザーとあまり打たないライトユーザーでは脳内物質の分泌に差がある。脳内興奮物質ドパミンの分泌が一般人の2倍。脳内麻薬ともいわれるエンドルフィンも打ち出してすぐに2倍まで達している。
つまりヘビーユーザーはパチを打っているときに常に興奮、快感を覚えているため、その刺激がない状況を不満と感じるからだとか。

<パチを取り巻く環境の変化>
文教大学国際学部教授の説明によれば1995年のピーク時のパチ人口2930万人から2001年には2020万にまで激減しているのに、ホールの売上は1割しか低下していない。つまり1人当たりの使う金額が増えていることになる。その額は平均で140〜150万円にもなるという。パチで勝つためには最低3万の投資が必要だそうだ。

管理人の感想:
医学的には依存症の形成には精神依存と身体依存がある。薬物依存を例に取れば、モルヒネは身体依存の代表例だし、ある種の睡眠薬は精神依存を引き起こす。
上記の説明からはパチは精神依存の分野ではないかと思う。

上記の売上の減少は歯止めが掛かっているようにも見えるがホールの利益率も圧縮されていることを忘れてはならない。売上増加のためにより金を使うスピードの速い機種をメーカーは作り、ホールはそのような機械をメインにしている。

4人の女性たちが好んで打っていたのは新内規のジュラや新海だったのも特徴的であった。彼女たちは止め打ちなどしないし、例え1時間しか打てなくてもホールに行く。これでは勝つことは難しいだろう。依存症を直すより前に立ち回りの悪さを改善できれば依存症からの脱却の早道だと思うのだが。攻略法に頼ろうとする時点で既に負け組みへの道を歩き出していることを肝に銘じて欲しい。

ではでは

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