新内規のワナ3

2002年12月19日
さて、一昨日宿題を出した時点で、上級者の方から一人ぐらいこのファクターを上げる人がいるかと思いましたが、やはり盲点なのかな。
だから管理人もこのことに気がついた時、ちょっと驚くべき発見とカキコした訳です。
さて、それはなんでしょうと今日も宿題にして放置すると非難を浴びそうなので、以下に書いてみます。読めばなぁんだとか言われそうだけど。(笑)

例に取るのはフル時短新内規です。
条件は:
2.5円無制限
大当り確率:1/356.3、確変時1/59.4
賞球:4,10,15
出玉:2100発
時短:全ての大当りに100回

この条件ではガイド誌にはボーダーは19回/kと書かれています。
既に述べたように12時間稼動した場合ですので、稼働時間が短くなればボーダーは上がります。
この19回を超えているという理由で22回ぐらいの台でも追いかけているとの話を聞きますが、実はこれはとても無謀な行為なのです。

さて、さらに考慮すべきファクターは何でしょうか。
それは現金投資額です。
ボーダー理論の前提には確率分母だけ回せは大当りが1回は引けるということがあります。
しかし、みなさんが経験しているように、2倍ハマリ、3倍ハマリなんてのも珍しくはないのです。
実は稼働時間のみならず、現金投資額によってもボーダーは変動します。
つねさんが、27回/kの台でも現金投資が増えたため、チャラ線に持っていくのがやっとであったのもこのためなのです。

以下に現金投資額と稼働時間によるこの機種のボーダーを示します。

    1k   10k   30k    50k 
3h 23回/k 32回/k 70回以上/k 70回以上/k
6h 21回/k 24回/k 37回/k   70回以上/k
9h 20回/k 22回/k 28回/k   39回/k
12h 20回/k 21回/k 24回/k   30回/k

例え終日30回回る台を打っても、現金投資50kも入れると12時間打ってやっとチャラなのです。
ここが新内規のワナなのです。
パチ雑誌のボーダーを鵜呑みにしてそれを超えてるからと金を入れつづければ、ボーダー+5回転ぐらいでは30kも投資すれば12時間打ってやっとチャラなんですよ。
とかく時短引き戻しの数珠連チャンにばかり眼が行くようですが、それは単なるツキパチ、運パチです。

以前ここのコラムで管理人がボーダー+8回転の機械を打つと書きましたが、これは今までの実戦経験からこのぐらいの回りでないと堅く勝てないからなのです。つまり現金投資のリスクをカバーするにはこのぐらいは必要だと言うことなのです。

ホールも新内規のスペックが甘いことは認識しているし、時短連チャンで4万発、5万発と噴くことがあるので、釘は渋めに設定しがちです。つまり現金投資額は増える傾向にあります。
気がつけば現金投資を回収できない事態にならないよう気をつけてください。

ではでは

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