パチンコ人口減少

2002年10月24日
パチ業界のシンクタンクであるエース総合研究所が毎年実施しているパチンコ参加実態調査2003の速報をみた。
昨年の2100万人から1823万人へと4年連続の減少だ。どうやらパチ離れの加速は止まりそうにない。毎週パチ打つヘビーユーザー、月に2〜3回打つミドルユーザーの減少が目立つ。月1回のライトユーザーも含め、ホールへの来店頻度が減少していることによるものだ。また、新たなパチンコユーザーの獲得も決め手がなく、ズルズルとマーケットは縮小していく様相を呈している。
スロ人口は横這いのようだが、ここ数年急激にスロ機の設置台数を伸ばしてきただけに、パイの取り合い、先行きに不安を感じざるを得ない。

メーカーは利潤追求で機種発表サイクルを短縮し、部材のハイテク化で機械代高騰、ホールは25万もする機械を1ヶ月持たせることもできず、経営悪化。デジパチに飽きた客はホールに来なくなり、権利物やアレパチが出てもうまく使いこなせないホール経営者。
このアリ地獄に拍車をかけそうなのが、新内規デジパチ。投資のスピードは高まり、中途半端に波の荒いこの機種に客が愛想を尽かすのも時間の問題だろう。
現在海、犬で凌いでいるホールだが、この虎の子のシマにもやや陰りが見え始めている。裏モノに手を染めるホールも少なくない中、この海洋汚染問題が一般週刊誌などで叩かれれば、最近のスロAT機と同様当局の規制が入るかも知れない。

これまでもパチ業界に衰退の時期は何度もあったが、いずれも客の射幸心を煽る機械の出現によりそれを乗り越えて来た事実がある。

決めてのない現状ではパチは衰退の一途を辿るしかないのであろうか。

ではでは

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