パチ機メーカーがこの機種にばかり力を入れるので、ホールも少しずつ導入を始めている。シマ構成をみると海や犬を外して新内規を入れるホールはさすがにない。
つまりそれ以外の99年基準機のシマを一部新内規に入れ替えて様子をみているようだ。

最初に導入された大酋長やウォンテッドは徐々に客付きが悪くなってきている。鳴り物入りのジュラシックパークにも陰りがみえる。今元気なのはピンクレディー、雀パラぐらいのものか。
ピンクレディーの人気の秘密はバカボンのコピーにある。つまりステップアップ予告や白ウナギならぬ白モンスターの存在やバカボンのプレミアのコピーなどである。
つまり新内規のスペックである100回時短が支持された結果ではない。結局多くの一般客は未だ演出で機械を選んでいるということになる。

ホール関係者の中には新内規の波の荒さが支持されていると考える方もいるようだが、そうはみていないホール関係者もおり、新内規の存在価値がはっきりするまではもう少し時間がかかるだろう。

パチ業界シンクタンクの報告の中に、新内規は投資が嵩むが、一撃の出玉の爆発力はない中途半端な位置付けと酷評しているものもあった。客は出玉のメリハリを望んでおり、2回ループCR機、源さんが支持された環境とは違うという見方をしているようだ。射幸心を煽ることこそ、ホール繁栄、パチ客のホールへの回帰の方法であろう。スロが爆裂AT機でスロ客が増えた現象はそれを象徴している。

一時的に客の付いているピンクレディーもバカボンのようなロングヒット機種になるかどうかはホールの使い方次第だろう。
磁石付きのステージ性能を恐れるあまり、ワープを殺している釘調整も多い。ワープ横の1本釘がポイントなのだが、これを上げ調整にすると極端にワープ飛び込み率が落ちるのだ。酷い釘調整でこの1本釘を真上に上げているホールもある。これをやられるとまずワープには玉が飛び込まないから。
ホルコンによるスタート調整が主流となった今では、ちょっと爆発するとすぐに釘を閉めるホールは少なくない。サイドを潰してスタート調整を容易にする釘調整も多くなりました。

ホールが海、犬を大事に使っている現状ではまだまだ三洋王国の牙城は揺るぎそうにない。パチンカーはこれらの機械を無視できない状況なのだ。
もっとも海、犬などプラス1方式には別の問題もあるのだが・・・

ではでは

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