勝ち逃げ

勝ち逃げスタイルのパチを打つパチンカーは少なくないが、今回は勝ち逃げについて考察してみよう。

まず、ツキの波が来ている時は、勝ち逃げは効率面だけを考えると、利点がある。
例えば、2kで確変、5連で即ヤメ。3円換金で収支は＋30k。時間にして1時間半なら、時給は20kにもなってしまう。

一方長時間稼動する専業の場合の平均時給は2k〜3kの範囲であることが多い。つまり10時間稼動で日当20kとか、30kになる訳だ。長く打てばハマリにも遭遇する確率は高くなるので当然と言えよう。この平均時給はリーマンのそれよりは低いかも知れないが、稼働時間を上げることで、月収支400kを叩き出しているのである。社会保険、厚生年金、所得税を引かれるリーマンの給与とは一概に比較は出来ないが、手取りで400kはかなりの高給の方だろう。しかしボーナスがないので年収ベースでは大差ないのだが。

さて、勝ち逃げするパターンはリーマンパチンカーなら、状況によっては選択肢の1つだと思う。ただし、いつも勝ち逃げばかりしているパチンカーの年間収支はマイナスのことが多いことは忘れてはならない。ツキの波がないと投資だけで気がつけば何万も使っていることも少なくないし、大きく勝てる状況でも止めてしまうので大勝がないことも原因の1つだ。

例えば、朝一座って、少額の投資で持ち玉、しかし釘見を誤り想定した回転数には程遠い。このようなケースでは即ヤメ、あるいは上皿だけ打って止めてもいいと思う。他店で保険を掛けた台がないなら、スパっとパチを止めて、他店の下見をしたり、家族と過ごしたり、映画を見に行くなど有意義に時間を使えば良いだろう。

グランドオープンなどの18時開店のを除けば、夕方から打つことは稼働時間が短くなるので、あまり良い打ち方ではないが、稼働時間の足りないリーマンでは夕方から打つ方もいるでしょう。その場合は基本的に遊びと割り切って打ちたいものだ。
過大な投資は厳禁で、CRデジパチを打つ場合でもせいぜい9kぐらいしか投資しない。宝くじは買わないと絶対当たらないが、パチも打たなければ当たりは引けないからだ。

運良く決めた投資額の範囲で初当たりが引け、持ち玉になったらヤメ時を考えよう。
単発無制限で、回りが足りていれば勝負続行。5連以上したときは残りの時間との兼ね合いも考えよう。

典型的なパターンを1つ紹介しましょうか。
夜7時にホールに入る。源さんのシマをみるとワープが開いて、ヘソも上向きやや広めの台を見つけた。カウンターは1300回を超えたところで本日の大当り回数は3。
座った時の常連達の目が痛い。誰かが突っ込んだのでしょうか。（笑）
遊びなので軽い気持ちでカード投入。3k目を入れたところで、ハッピのクレーンリーチが掛かり、あまり期待もしていなかったが、2回目でガチャンとハッピ図柄を落とす。
おお、確変じゃん。ラッキー。
ところがこれがなんと16連チャン。3時間半かけて確変を終えた時はへとへと。なんとか時短200回回したらもう閉店も近い。

まあ、こういうこともあるからパチが止められない人も多いのでしょうね。

ではでは