釘見

2002年8月9日
釘読みという場合もあるが、釘を読む領域まではなかなか到達できるものではないので、管理人はあえて釘見という言葉を好んで使います。

以前書いたホール選びのコラムで、釘にメリハリのある優良ホールで実践してみましょう。
ホントは中古機を購入して(価格は1万ぐらい)、実際に板ゲージやゲージ棒を使って、ハンマーで叩いてみるのが、早道かも知れませんが、場所の問題、音の問題があるので、アパート暮らしなどでは台を購入することはできないでしょう。

釘の基本理論はネットで検索して自分で調べて下さい。釘の上げ下げ、左右に釘を振るとどのような挙動を示すかは様々なHPで書かれていると思います。土日パチンカーで勝ち組みに入ろうと考えてこの日記サイトをご覧の皆様なら、その程度の努力を惜しんではいけませんよ。(笑)

さて、釘見に関して知り合いから質問されることもありますが、自分で勉強して、自分なりの釘見スタイルを持たないとなかなか身に付くものではありません。

今回は釘見の勉強の方法論について書いてみます。

まず、多くの土日パチンカーは今ならデジパチ(セブン機)を打つことが多いでしょう。
最近の機種ではCRガッチャマンや権利物のむし虫ランド炸裂編が釘見の勉強にはお勧めです。

月曜入替えが多いと思いますが、平日は朝から打つことはリーマンの場合は難しいでしょう。しかし、釘見をするだけなら会社帰り、閉店30分前にホールに寄れば事足ります。
この時間帯は既に打つのを止めて空台もでますので、落ち着いてみることができるでしょう。閉店10分前ならほとんど空台のはずです。

教科書的にはワープルートの釘、液晶画面横の振り分け釘、風車、道釘、ヘソ横のジャンプ、ヘソなどみるべき釘は多いのですが、まずはヘソ、ジャンプ釘、道釘を1週間眺めてみましょう。
入替え初日から最初の日曜まで7日間見続けると、どこが叩かれたのか分かるようになるはずです。1度では理解できなければ、何度か同じホールの1つのシマを見続けて下さい。

実際に打つならば、玉は基本的に盤面中央のヘソ入りデジタルが回る訳ですから、ヘソまで到達する玉の動きに注意を払いましょう。どこで玉がこぼれて、ヘソに向かわなくなるのか、道釘のすきまから玉がこぼれるとか、ヘソまで届いてもジャンプ釘手前で失速してこぼれてしまうとか、ステージミゾから玉が落ちてきて、ヘソに向かっても弾かれてしまうとか、見るべき点は沢山あります。

これも慣れなので、粘り強く玉の挙動を見続けてください。
デジタル演出なんかいくらみても、釘見の腕前は上達しませんから。(笑)

そして、自分の選んだ台が良く回ったなら、今度はなぜ良く回ったのか考えることです。
ヘソによく入る、なぜ?

ステージ入賞が多い、道釘からのこぼれ玉が少ないなどその原因を考えましょう。15個入賞に頻繁に入るので玉持ちがよく結果としてよく回る場合もあります。

このように同じ台を1週間見続けて、釘を比較することをタテの比較、同じ日に1つのシマの釘を比較することをヨコの比較といいます。
管理人の尊敬する故田山プロが命名されました。

タテの比較、ヨコの比較を駆使して、優良台を探してみてくださいね。
そして、最後によく回る台の全体の釘の型を覚えることです。
釘の型で台を選べるようになれば、もう貴方は立派な勝ち組みになっていることでしょう。

ではでは

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