朝一いい台に座った。
よく回る。
持ち玉になった。
よーし、今日はこの台と心中だ。
終日勝負するぜ。

なーんて考えることはよくあるかもしれない。
ところが、夕方になると途端に回りが落ちてくることがある。
いわゆる回転ムラの下ムラが入った状態ではなく、どー打ち出しを微調整しても回らない。
原因はいろいろ考えられるがその一つの原因として釘が変わるということがある。

あるホール主任から聞いた話だが、前日ヘソを12.50mmに調整し、翌日閉店後にヘソのサイズを測ると、0.20〜0.40mmぐらいヘソが小さくなっていることがあるらしい。
考えてみれば、玉の打ち出しは1時間当たり6000発、夕方の5時なら7時間稼動で42000発の玉が打ち出されることになる。食事休憩を取らない管理人のような打ち方では、例え保3止めや確変中の止め打ちをしていたとしても、35000発ぐらいは打ち出している。ましてアース付けてオヤジ打ち、大当り終了後も次のデジタル回転までも止めないオカルター(昔谷村漫画で、大当り終了後も打ち続けると数珠連が起こるようなこと書いてありました。これ信じて打ち続ける人もいたからね)なら確実に40000発打ち出しているでしょう。

釘の材質にも一応規定があります。

(イ) 遊技くぎ及び風車の軸の材質は、ビッカース硬度が150Hv以上230Hv以下である硬度を有するしんちゆう又はこれと同等の硬度を有する金属で容易にさびず、かつ、折れない性質のものであること。

(ロ) 遊技くぎ等(遊技くぎ及び風車の軸を除く。)の材質は、硬質プラスチックその他の材料で遊技球の落下等による衝撃により破損し、又はその形状が変形するものでないこと。

このように釘の固さにも幅があり、メーカーによって差があります。よく知られているのはニューギンの釘は固いということ。叩いてみると実感できます。

今の機械は多かれ少なかれ、ヘソに玉を誘導する構造になっていますから、夕方5時ごろまで打ち続ければかなりの玉がヘソ釘に当たることになります。ヘソ釘の根本は11.00mm程度ですが先端はこれよりやや開きハの字になっているはずです。まったく平行なら回りは悪くなります。
前述のようにヘソ幅12.50mmで調整した釘も、この玉の衝突で狭くなることがあるようです。逆に玉の衝突によりヘソが開くことはないそうです。

これは以下の釘の構造に関する規定から当然とも考えられますが。

(イ) 遊技くぎ等の配置は、遊技球の落下を著しく不規則にするものでないこと。

(ロ) 遊技くぎ及び風車は、遊技板におおむね垂直に打ち込まれているものであること。

本来垂直に打ち込まれた釘を上げたり、下げたり、広げたりして調整しているので、元の状態に戻ることは起きるといえます。

終日打ち続けるとヘソの形状は変わることがあるので、やはりヘソ幅は広いにこしたことはありません。

ではでは

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