10年ほど前の邦画に『月はどっちに出ている』という映画があった。崔洋一監督作品で在日韓国人役の岸谷五朗がタクシー運転手、薄幸のフィリピンホステス役でルビーモレノという在日をテーマにした作品だった。物悲しい話だが彼らの明るさ、逞しさに救われた作品でもある。

今日はこの映画とはなんの関係もない話です。

パチを打っていて、漠然と今日はついているとか、ツキがないなあと感じることはあると思います。
以前パチ雑誌でツキ指数を提唱した誌上プロがいましたが、今一つ定着しませんでした。
ツキのバロメーターを測るのに、CRで初当たり1回当たりに期待できる出玉は2回分。
今日は初当たり10回で、総当たり20回だから平均だとか、総当たり14回で6回分マイナスの不ツキのような考え方もあるでしょうが、そういう話でもありません。
これらは勝負を終えた後で自分のツキを振り返るものだからです。

パチに限らず、ギャンブルを長くしていると勝負どころというものが見えてきます。

麻雀でも最終局でハネ満ツモで逆転トップのような時に勝負手が入りリーチ、親も追っかけリーチ、凌ぎきってハネ満ツモ。まさに快心の一撃です。

ゴルフのニギリでもキャリーオーバーの5ホール目。ここで取れるとデカイ。快心のアプローチからカップイン。まさに勝負どころで勝ちを収めるパターン。

故田山プロの日記でも、「ここで一発早いのが・・」とか、「上皿連チャンでしてやったり」とかいうのもツキの流れをみた科白だと思う。

パチでも初期投資がかさみ苦しい展開で、ようやく持ち玉になり、5箱積んでチャラ線まで来たとする。ここでもう一発早い当たりで確変などと考えたりして、7連でも来たりして、今日の勝ちは確定したななんてこともある。
ようは過去の勝ちパターンや勝てる時の展開を無意識に記憶していて、ツキがどっちを向いてるか判断するということかな。また、その日一番の勝負どころが分かれば、そこで引けるか引けないかで判断してもよい。

こう書くと完全ボーダー派パチンカーから、なんだHeatkidsも偉そうなこと書く割にオカルトかよとの批判も聞こえてきそうだが。(笑)

パチンコの大当り抽選は玉がスタートチャッカーを通過した瞬間に抽選されているので、1回転先の未来は誰も読めないというのは理屈だが、それとは別の観点での打ち方があるといいたい。

パチプロのように1日10時間、月200時間稼動で、ツキ、不ツキの波を平均化できる専業はともかく、稼働時間の少ない土日パチンカーではツキの見極めも重要な要素だと考えている。
大体、押さなきゃいけない時に引いて、引かなきゃいけない時に引かずに自滅するギャンブラーはほとんど負け組。

以前収支をつけようと書いたが、自分の勝ちパターンを分析して見て下さい。そして『ツキはどっちを向いている』という感覚を意識して見て下さいね。

ではでは

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