万枚よサヨナラ

2002年6月24日
ここはパチ日記サイトだが、今日はスロネタ。

ロデオの灼熱牙王が展示会当日になって発売中止になったのは有名な話だが、これはお上の意向によるものだ。
今後はAT機の販売はかなりの規制がかかることになる。
スロの内規改正、大量出玉タイプ規制の話は以前から出ていたのだが、いよいよ本格化の気配だ。内規改正以前に日電協(スロメーカーの組合、パチの場合の日工組に該当する)はAT機自粛の動きをみせていたのだが、お上の伝家の宝刀、行政指導が発動されてしまた。ということでサミーは獣王の後継機チョウジュウオウもお蔵入りとなりそう。

そもそも、パチの雁字搦めの内規とは異なり、スロはサブ基板を使ってやりたい放題してきた訳だから。保通協(パチ機やスロ機の検査機関)では実射試験をするが、それはオヤジ打ちでのこと。リプレイ外しなどの技術介入なしの条件で出玉率を試験してる。そもそもこれがおかしな話で、技術介入した場合のベースは400%を超えてしまい、これは現在の内規から大きく逸脱している。

獣王の大ヒットはサミーの株価を大きく押し上げ、スロファンはその大量出玉の魅力に虜になった。この状況はパチの90年代初めの連チャン機やアレパチを思い出させる。歴史は繰り返すというが、この後社会不適合機として多くの名機が世から姿を消した。

しかし、大量出玉刺激になれたパチファンは5回リミッター機の登場によりパチから離れていった。等価で4万枚で換金800kというのは庶民の娯楽の域を越えたバクチである。
ホールも高設定でこれだけ還元すればその分は他でしっかり抜くことになる。打ち手は金を突っ込んでも、爆発すれば回収できると錯覚し、ジャブジャブ金を使う。おそらく10kなんて1kぐらいの勢いで使っているのではないか。

ホールの並びでサラ金から借りて打っているスロ小僧の姿も珍しくない。彼らがスロの負けで犯罪行為に及んだ時、お上の非難も免れないであろう。そこで、社会問題になる前に行政指導に及んだものと思われる。

今後スロの出玉の上限は1万枚を目処になるらしい。まあ。パチとの比較からすれば妥当なところかも知れない。等価で換金20万なので、パチの4万発、16万とまあいい勝負といえよう。

今後過激AT機が出ないことで、ホール関係者にも危機感はある。売り上げの多くをスロに依存してきたホールには一層深刻だ。パチのケースでは旧基準機を大事使い凌いだが、それでも客離れは防げなかった。スロも同じ道を辿るのだろうか・・・

ではでは

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